財宝を買わないと5$は出ない

ドミニオンのプレイ録と感想、反省など

12/23 ドミニオンプレイ記

冒険、暗黒時代の2セットでプレー、2人戦、属州場

1ゲーム目

カササギ、港町、ネズミ取り、地下牢、御料車、狂信者、盗賊、金物商、ネズミ、青空市場、イベント失われた技術

カササギ、ネズミ取り、廃墟切れで終了。12点対5点で勝利。

カササギ-青空市場から入ってネズミ取りとカササギを集めつつ適当なタイミングでネズミ取りの廃棄と青空市場のリアクションで金貨を増やし、狂信者で適当に廃墟撒き合戦をする、という感じ。相手は早々の3山切れを狙って(おそらく港町、カササギ、青空市場、廃墟、狂信者あたりか?)いたが、10枚のカササギと4枚の金貨で構成されたデッキのお陰で属州を2枚買うことができた、ラッキー。サプライ切れが早ければ普通に屋敷差で負けていたので、危なかった。

 

 

2ゲーム目

法貨、遠隔地、魔除け、巨人、呪いの森、偽造通貨、襲撃者、城塞、地下墓所、山賊の宿営地、イベント探検

属州切れで終了。36点対24点で勝利。

初手2-5だったので法貨-地下墓所を選択したが、どう考えてもその次に5金に届かせる確率を高めるためにも法貨-偽造通貨がよかった。2巡目で5金出て偽造通貨を購入できたが、安定択を取ったほうが当然いいに決まってるんだよなあ。

戦略としては魔除けや偽造通貨で銅貨をデッキからなくして、襲撃者で相手に廃墟を撒きながら略奪品をデッキに入れ、偽造通貨で略奪品を2回使って7金2購入を確定させる、というのを基本として、3枚の地下墓所でデッキの回転を良くして、足りないアクションは法貨でまかなった。その割には法貨が3枚しか入っていなかったり、5金出たときにアクション権を増やしつつ略奪品まで獲得できる山賊の宿営地を購入せずに遠隔地に行ったりと、少し迷走していた気がする。偽造通貨も1枚しか入れていなかったので、いくら3枚の地下墓所と探検、呪いの森があったとしても危なっかしいプレイングだったなと思った。最終的にデッキに入っていたのは襲撃者2枚、地下墓所2枚、魔除け1枚、呪いの森が1枚とエンドアクションだらけ。山賊の宿営地をどこかで買っていたら遠隔地差どころではないくらいの点差がついていたかもしれない。それにしても略奪品を偽造通貨で2回使うのはなかなかにつよい。

相手は巨人を購入していて少し怖かったが、襲撃者を購入していなかったので一方的に廃墟撒きと呪いの森によるアタックを押し付けることができて、いまいち巨人のまわりはよくなかったように思えた、実際1回しか食らっていないしその時も銅貨公開で呪いの獲得だった。他人のアタックを放置するのはよくないね。

 

 

3ゲーム目

農民の出世、語り部、遺物、倒壊、隊商の護衛、採集者、墓暴き、騎士、祭壇、略奪、イベント失われた技術、イベント使節

属州切れで終了。25点対26点で敗北。ディム・ジョセフィーヌの2点を俺は許さねえ。

使節団があったので4金が出たら使節団を買って爆速で農民を出世させる戦法を取るしかない!とそればかりに目がくらんで採集者でデッキを圧縮しつつ本当に一瞬で教師にしたはいいが、銅貨を廃棄しまくったのと、少ない銅貨は語り部のドローソースに持っていかれるせいで教師にしたあとは5金もなかなか出ず、墓暴き、騎士の購入がかなり遅れた。農民に+1コイントークンを置いて教師と門下生2枚で金を出そうとはしたが…

墓暴きを購入してからは使節団や門下生があったこともあり墓暴きによる属州獲得が進み、かなり出遅れたにもかかわらず属州の獲得枚数は4-4に抑えることができた。しかし、最終ターンに3金しか出ず、使節団を買うこともなく屋敷しか買えず敗北してしまった。ディム・ジョセフィーヌの2点は大きすぎる。5金が出てさえいれば!

どうせ終盤墓暴きを大量に使うことになるなら教師でほんとうに一番はじめに墓暴きに+1アクショントークンを置いても良かったかもしれない。隊商の護衛に+1カードトークンってなんだ?いや強いのは強かったけど騎士で落とされたのはおよそこれなので…

序盤に買った遺物は地味に効いていたが、倒壊は-1カードトークンをすり抜けてしまうのを見落としていた。デッキからカードをめくって手札に加える、とデッキからカードを引く、は違うので。

 

 

4ゲーム目

帝国、海辺でプレー

剣闘士/大金、大君主、市街、開拓者/騒がしい村、公共広場、航海士、前哨地、引揚水夫、バザー、密輸人、イベント宴会、ランドマーク博物館

属州切れで終了。53点対40点で勝利。大金のまわりが普通に良かった。

ドミニオンをプレーしてきた中ではじめて大君主を購入した。捨て札がないときに手札に開拓者/騒がしい村が来たときの保険(公共広場)、大金が来たときの金策としての保険(航海士、引揚水夫)、後半本当に困ったときの前哨地、引揚水夫、剣闘士などと一緒にエンドアクションが一気に手札に来てしまったときの保険(バザー、騒がしい村)などなど臨機応変にいろんな使い方ができるなあと思いながら割とはやい段階で手を伸ばしたが、めちゃくちゃに良かった。サプライによっては8借金するだけの価値があると気付かされた。今回のように強いアクションがサプライに豊富にあるのは稀だとしても、これはよかった。中盤からは2枚入っていたが、2枚入れる選択をしたのはかなりよかったと思う。

引揚水夫で屋敷を廃棄して序盤の金策にするのは常套手段ではあるし、実際相手は3枚すぐに廃棄していたが、今回はランドマークに博物館があるのでなかなか3枚目の屋敷を廃棄する気分になれなかった。実際、屋敷がデッキにあったお陰で終盤になって属州の購入枚数が両者3枚になったとき、引揚水夫で属州廃棄して13金2購入からの属州と公領獲得、なんていう戦法は普通に考えられた話だし、博物館で屋敷を廃棄しきっていない分4枚目の属州を購入されたとしても2点のアドは取れているので、こういう選択肢を残しておけるのはよかった(まあ相手に13金2購入取られたら終わりなんですけど)。実際のところはうまいこと大金がまわってきて自分が属州を5枚取れたので、上の戦略は杞憂に終わったんですが…

ランドマークがあると戦略に幅が出てくるの、面倒なときは面倒とはいえかなり面白いですね。今回はかなり微妙な差とはいえ大きな違いになり得たし、面白かった。